今日は前回紹介したクラウドのバックエンドサービスSupabaseをローカルで実行させる方法を紹介します。このやり方ではローカルのPostgreSQLデータベースを使用して、ローカルで実行されているSupabaseのインスタンスを使えるのでお金にも管理にも制限がありません。
まずは前回の記事を読んでおきましょう。
では早速Supabaseのセットアップに移ります。
Supabase CLIのインストール
npmを使ってSupabaseをインストールします。詳しくはGitHubのドキュメンテーションを参照してください。
https://github.com/supabase/cli
npm i supabase --save-dev
次に、supabasをインストールします。
MACの場合 brew install supabase/tap/supabase Windowsの場合 scoop bucket add supabase https://github.com/supabase/scoop-bucket.git ※Scoopがインストールされていなかったらこれが先(パワーシェル上で) Set-ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope CurrentUser irm get.scoop.sh | iex
Docokerをインストール
SupabaseはDockerのコンテナを使ってDBやUIアプリのスタックを管理しています。
今回はデスクトップアプリをインストールしますが同じことがDockerCLIでもできます。
ではOSにあったものをインストールしてください。
Supabaseインスタンスのイニシャライズ
では下記のコマンドでSupabaseをイニシャライズします。
Supabase init
次にSupabaseのインスタンスをスタートします。
Supabase start
そうするとDockerのアプリケーションのほうでSupabaseのコンテナが起動してイメージが使用されていることがわかります。

ではContianerタブにあるSupabaseをクリックしその中の一覧からsupabase_studio_supabseを探します。

これがUIアプリのインスタンスですのでURLをクリックしてhttp://localhost:54323/を開きます。
これでローカルからSupabaseを起動することができました!
