【MongoDBの基本コマンド】WindowsでMongndoDBのシェルを使う方法

mongoshの使い方

前回の記事ではwindowsのPCにMongoDBをインストールしてGUIから実際にデータを作成しました。 今回はコマンドラインを使ってMongoDBのデータ操作をしてみましょう。 なぜMongoDBのコマンドを学ぶべきなのか MongoDBのコマンドを学ぶことにはいくつかの理由があります。 これらの理由から、MongoDBのコマンドを学ぶことは、MongoDBデータベースの管理や操作、パフォーマンスの最適化、システム管理、自動化などに関わる様々なタスクを効果的に実行するために重要です。 MongoDBのコマンドは実際にJavaScriptでコードを書くときに役に立つ MongoDBのコマンドは実際にJavaScriptでコードを書く際に非常に役立ちます。 MongoDBはJavaScriptを使用して操作することができるため、MongoDBのコマンドをJavaScriptコードに組み込んで使用することができます。以下にいくつかの具体的な例を挙げます。 以上のように、MongoDBのコマンドをJavaScriptコードに組み込むことで、データベースの操作や管理、パフォーマンスの最適化、自動化などを効果的に実行することができます。 Windowsの環境変数にMongoDBを登録する では前回の記事でMongoDBをインストールしていることを前提にします。デフォルトでは下記のファイルパスが存在することを確認しましょう。 C:\Program Files\MongoDB\Server\6.0\bin 6.0はバージョン名なので、自分のバージョンにあったものがインストールされていればOkです。 次に公式ページからMongoDB Shellをダウンロードします。Zipファイルなので解凍してmongosh.exeファイルがあることを確認します。このmongosh.exeと一緒に入ってきたdll¥ファイルをC:\Program Files\MongoDB\Server\6.0\binに移動しておきましょう。 ではシステム環境変数に上記のパスを登録してwindowsが認識できるようにしてあげます。 ※私のPCが英語なので分かりづらくてすいません。。。 これでコマンドライン(コマンドプロンプト)からmongoshを入力するとMongoDBに接続できたことが分かりますね。 もしうまくいかない場合は直接mongosh.exeをクリックしてコマンドプロンプトが開くところから確認してください。これでmongoshが起動すれば実行ファイル自体は問題がないことが確認できます。 mognodbの基本コマンド mongoshを使用すると、MongoDBデータベースと対話的にやり取りすることができます。以下にいくつかの基本的なmongoshコマンドを示します。 mongoshを起動し、指定したホスト、ポート、およびデータベースに接続します。 接続されているサーバー上の利用可能なデータベースの一覧を表示します。 指定したデータベースに切り替えます。データベースが存在しない場合、新しいデータベースが作成されます。 現在のデータベース内のすべてのコレクションの一覧を表示します。 指定したコレクション内のドキュメントを検索します。クエリはドキュメントのフィルタリング条件を指定します。 指定したコレクションに単一のドキュメントを挿入します。 指定したコレクション内の最初にマッチしたドキュメントを更新します。フィルタは更新対象のドキュメントを絞り込むための条件を指定します。 指定したコレクション内の最初にマッチしたドキュメントを削除します。 実際にデータを操作してみる では上記のコマンドを例にデータを操作してみます。 “test>”は、mongoshシェルでデフォルトのデータベースが”test”に設定されている場合に表示されるプロンプトです。”test”はMongoDBのデフォルトのテスト用データベースです。 mongoshを起動し、デフォルトで使用するデータベースを指定しない場合、mongoshは”test”データベースをデフォルトで使用します。そのため、mongoshのプロンプトは “test>” と表示されます。 このプロンプトの下でコマンドを入力すると、”test”データベース内での操作やクエリが実行されます。ただし、別のデータベースを使用したい場合は、use データベース名コマンドを使用して切り替えることができます。 ではデータベースの一覧を見てみます。 このようにadminやconfigのデフォルトでついてくるデータベースが表示されました。newdbというのは前回に作成したデータベースです。 ではmydbという名前でデータベースを作成します。MongoDBではデータベース名が存在しない場合には新しいデータベースが作成されます。 ではこのようにmydbが作成されtestmydbに切り替わりました。 次にコレクションを作成します。コレクションはリレーショナルDBでいうテーブルのことです。例としてuserというコレクションを作成します。 このようにokが返ってきてDB操作に成功したことが分かりますね。 ドキュメントの挿入: 作成したコレクションにドキュメント(データ)を挿入します。以下は例です。 では先ほど作成したyoshiさんのデータを検索してみます。 このように自動で作成されたidと作成したドキュメントが結果として返ってきました。 まとめ このように簡単にmongodbへ接続してmongoshを使用してデータを操作することができました。 次回はnode.jsからmongodbに接続する方法を紹介していきたいと思います。 お疲れ様でした。