FedoraにPostgreSQL 11をインストールする方法
今日はFedoraにPostgreSQLのデータベースをインストールする方法を紹介します。FedoraはLinuxのディストロの中でも安定性とソフトウェアが最新にそろっていることで知られています。Debian(Ubuntu)を使わない場合で、さらにキレイなデスクトップを使いたい方は是非Fedoraがお勧めです。またPostgreSQLはオープンソースで実際のプロダクションでも使用できるリレーショナルデータベースです。ぜひ活用してください。 Fedoraのバージョンの確認 では早速、Fedoraのバージョンを確認しましょう。 システムのアップデート Postgresをインストールする前にシステムが最新のものになっているかを確認しましょう。 最後に再起動を忘れずに。 PostgreSQL Yum Repositoryを追加 PostgresのリポジトリをFedoraのシステムに追加します。 このコマンドを実行するとインストールをするか再度きかれるのでyを入力してエンターを押します。 PostgreSQL Server and Client packagesを追加 次にPostgreSQLのサーバーとクライアントパッケージを追加します。 これも本当にインストールしてよいか聞かれるのですべてにyで答えて進めます。 データベースのイニシャライズと自動スタート では、データベースをイニシャライズし、OSの起動と同時にデータベースのサーバーも起動するように設定します。 ここまでできたら、postgreSQLが間違いなく起動しているか確かめてみましょう。 問題ないですね。 PostgreSQLのコンフィグファイル PostgreSQLのコンフィグファイルは下記のファイルパスにあります。 /var/lib/pgsql/11/data/postgresql.conf ファイヤーウォールの設定 もしローカルホストではなくネットワークからPostgreSQLにアクセスをさせる場合はファイアウォールで許可させます。 PostgreSQLへのリモートアクセスを許可 /var/lib/pgsql/11/data/postgresql.confのコンフィグファイルを編集してすべてのIPからのアクセスを許可できます。 PostgreSQLにリモートアクセスを許可させます。 PostgreSQLのサービスをリスタートさせてコンフィグファイルを再読み込みさせます。 PostgreSQLアドミンユーザーのパスワード PostgreSQLにアドミン権限を与えます。 ではユーザーとデータベースを作成します。 もしcreatedb: could not connect to database template1: FATAL: Peer authentication failed for user “ユーザー名”のエラーが出た場合はpg_hba.confのコンフィグファイルでパスワードでデータベースを作成できるようにします。 では作成したデータベースを見てみましょう。 ここでデータベースの所有者やDB名が確認できます。 では今日はここまでです。 お疲れ様でした。